肥満の糖尿病は、現代人の誰もが気をつけたい生活習慣病です。
「でもどうやったらいいの?」
こんな人も多いはず。
今回は実際に糖尿病体質で肥満に悩む方のダイエット法を紹介して行きます。
・食べる順番
・魚料理
ここら辺がキーワードです。
目次
糖尿病体質の肥満を改善しました!【60歳 男性 ドライバー】
父親が糖尿病で私自身元々太り易い体質です。
糖尿病になり易い因子があると思っており、糖尿病の父親の食生活の大変さを傍で見て知っています。
したがって、以前から肥満にならない様に食生活に注意して、運動も続けて来ました。
しかし還暦を過ぎる頃から、健康診断での血液の脂質検査の数値が悪くなってきました。
おそらく基礎代謝の低下が原因だと思います。
1年前の検査の数値は、
・中性脂肪206mg/dl
・LDLコレステロール132mgdl
でした。
標準値が、
・中性脂肪30-149mg/dl
・LDLコレステロール60-119mgdl
なのでかなり超えているのがわかります。
ダイエットが必要だと思ったのですが、それまでも結構長期に渡って自分なりにダイエットしてきました。
しかし、食事運動共にダイエットに留意して行って来たので、この上さらに何をしたら良いのか悩みました。
いろいろ調べて辿り着いたダイエットの為の食事療法は、
・食べる順番に気をつける
・コレステロール対策には魚料理
この3つです。
中性脂肪対策の糖質制限
中性脂肪対策の糖質制限では、第一に炭水化物の摂取量を減らしました。
つまりご飯、パン、芋類、菓子類を減らすのです。
主食を減らす食事はどうしても物足りなく感じます。
そこで、口寂しい分は野菜類や海藻類、豆類などで補っています。
それでも足りなければ、おかずを増やします。
ご飯を増やすよりはましです。
糖質制限のポイント
糖質制限のポイントは余分な糖質を増やさない事です。
ご飯やパンなど主食の栄養素の炭水化物は、体内で吸収されると血液中に糖質、つまりブドウ糖の形で入り込みます。
所謂血糖値が上がった状態です。
血糖値が急上昇するとインスリンが大量に分泌され、身体の各器官のエネルギーとして消費されます。
しかし、消費し切れないブドウ糖は中性脂肪に変えられて、器官組織内に蓄えられ、それでも余ったものが脂肪細胞内に蓄えられます。
この太った脂肪細胞が肥満なのです。
ですから血液中のブドウ糖量が急上昇しなければ、脂肪細胞に蓄えられる中性脂肪も増えないという理屈です。
炭水化物の摂取量を減らすしてブドウ糖の量を減らし、炭水化物の摂取を最後にしてブドウ糖の増加を緩やかにする事で中性脂肪を減らします。
また身体の活動が低下する睡眠前のブドウ糖を抑える事で脂肪細胞への蓄積を少なくします。
これから活動量が増える朝ならブドウ糖が増えてもエネルギーとして消費し尽くされて中性脂肪の蓄積はなくなります。
食べる順番に気をつける
第二に食べ物を食べる順番です。
最初に野菜類や味噌汁から食べ始めています。
次におかず、最後にご飯など炭水化物です。
勿論ご飯だけを最後に食べるのは余りに味気ないのでおかずを一緒に食べても良いのです。
しかし、気持ちは炭水化物は出来るだけ最後です。
まt、朝夕の食事量逆転も実施。
少々努力が必要ですが、寝る前の夕食は出来るだけ軽くして、特に炭水化物は最低限の量で我慢しています。
そして朝食をしっかり十分摂ります。
魚料理を増やしてコレステロール対策
コレステロール対策は、魚料理を出来るだけ増やし、肉料理類をその分減らしました。
私は肉が大好きで、魚はどちらかというと嫌いな料理でした。
これまでは一週間の内に三~四日が肉料理、ニ~三日が卵などそれ以外で、魚料理はせいぜい一日でした。
今は、魚料理を三~四日程度に増やしています。
またおやつ代わりに煮干しとピーナッツをポリポリと齧っています。
その他にも魚以外の動物性タンパクの摂取量を減らしたいので、牛乳やチーズなど乳製品や卵も意識して少なくしています。
それらを減らした分は、豆腐や納豆などの豆料理を増やしています。
コレステロール対策のポイント
コレステロール対策では、所謂悪玉コレステロールを合成する飽和脂肪酸が多く含まれる肉類の脂肪を減らします。
そして、逆に悪玉コレステロールを減らす効果のある不飽和脂肪酸が多い魚類の脂肪を沢山摂ろうという事です。
糖質制限と魚料理で糖尿病体質の肥満を解消!!
これらの食事療法を一年間続けた結果、現在、
・中性脂肪156mgdl
・LDLコレステロール117mgdl
と大幅に下がりました。
効果がありましたから以後も継続していきます。
食事制限をしながらも栄養を摂ろう
食事制限をしながらも、栄養を摂ることはとっても重要です。
生野菜や生フルーツから酵素を取り入れ、基礎代謝をあげることがダイエット、体質改善への近道です。
とはいうものの、
・食費が高くついてそんなことなかなかできない
・続けられない
問題は山積みです。
そんな時に生酵素サプリメントであれば、とっても簡単に生酵素が取れてしまいます。
ダイエット、体質改善メニューと合わせて併用するとより効果は実感できるでしょう。